常用字解
白川静「常用字解」(平凡社) この人の漢字の成り立ちの研究はおもしろい。口という漢字は口の形を表したものではないというところに始まり、新しい解釈で今までの謎を次々と解き明かしてみせる。ぱらぱらとめくるだけで楽しい。今の… 続きを読む »
白川静「常用字解」(平凡社) この人の漢字の成り立ちの研究はおもしろい。口という漢字は口の形を表したものではないというところに始まり、新しい解釈で今までの謎を次々と解き明かしてみせる。ぱらぱらとめくるだけで楽しい。今の… 続きを読む »
藤沢周平「夜の橋」(中公文庫) 藤沢周平の魅力の骨格が鮮やかに現れた、味わい深い傑作短編集。一話読み終わるたびにため息だよ。
昨日、新宿西口のスタバでついに「樅ノ木は残った(下)」を読み終えた。いやー、まったく隙のない、こうあってほしいと思うとおりの収束だった。「さぶ」は中盤まで素晴らしいのに最後の不可解なオチに激しくがっかりさせられたが、こ… 続きを読む »
山本周五郎「樅ノ木は残った (下)」(新潮文庫) まだ読み終わってないのかよ!って感じですが、下巻がいちばんおもしろいね。じっくり読み進んでいます。 坂口安吾「肝臓先生」(角川文庫) 懐かしい。坂口安吾は高校生以来だ… 続きを読む »
星新一「これからの出来事」(新潮文庫) 不覚にも家を出るときに本を持ってくるのを忘れてしまったので、新しく買った。言葉が、雰囲気が、すごくいいねえ。自分の言語センスにぴたっとはまる言葉を選んでくれているのが快感。導入も… 続きを読む »
今日は嫌な雨だ。仕事で四ツ谷から赤坂見附へ。所用の後、雨宿りにTokyo Random Walk 赤坂に入る。ここの二階の空間がシックで落ち着く。デザインやアート、広告の本など、手にとってみたくなる本ばかりが並んでいて… 続きを読む »
吉田戦車「吉田自転車」(講談社) 星新一「ノックの音が」(新潮文庫)
星新一「悪魔のいる天国」(新潮文庫) こないだの「マイ国家」は最高だった。SFとかミステリーは大人になってからこれまでほとんど読まなかったんだけど、強引な設定で話が始まるところがいいね。理不尽な中のしょうもない理屈って… 続きを読む »
これも昨日買った。 星新一「マイ国家」(新潮文庫) ショートショートは読み出すと次から次へ、止まらないね。弱った。
受託先への出社前の時間つぶしに、VVで本を漁った。 北川透 編解説/三木卓 エッセイ「萩原朔太郎詩集」ハルキ文庫 心の奥を、ビリ、ビリ、と刺激されまくる。女とひとつになりたいと思う気持ち、「恋を恋する人」。女と会う前… 続きを読む »