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東野圭吾ブーム

 「容疑者Xの献身」で直木賞を取った東野圭吾の本が、どこの本屋に行っても平積みになっている。「白夜行」のあの装丁はありえないと思うが、まあ、より多くの人に読まれるのはよいことだろう。  なぜミステリーに親しむようになった… 続きを読む »

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「十字屋敷のピエロ」読了/「薔薇の女」

東野 圭吾「十字屋敷のピエロ」(講談社文庫)  先週読み終えた。中編にしては事件に関わる登場人物が多すぎ、それぞれの性格やバックグラウンドが描き切れていない気がする。最後のミニどんでん返しも今一つ必然性が薄い。東野作品と… 続きを読む »

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本読み

 「アジャイルと規律」(ISBN:4822281922)や「リーンソフトウエア開発」(ISBN:4822281930)を飛ばし読み。前者は中立的な立場なので切れ味はあまりないが、複眼的な意識の必要性を具体的なシナリオで再… 続きを読む »

実践ハイパフォーマンスMySQL

「実践ハイパフォーマンスMySQL」(ISBN:4873112095)  会社に購入依頼を出していたのが届いたので、さっそく読みふけった。具体的な例やコマンドラインがずらずらと並ぶのではなく、考え方とポイントを簡潔かつ丁… 続きを読む »

バーで読書

 さすがに眠いので、会場を出たらさっさと西荻に帰ってきた。電車では、乗り過ごさないように気をつけたので各駅ごとに目を覚ましたが、延べ数分は眠れたと思う。人間、わずかでも眠るとすっきりするものだ。  そしていつものバーへ。… 続きを読む »

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対訳サザエさん

長谷川町子「対訳サザエさん (12)」(講談社英語文庫)  ジュールス・ヤング, ドミニック・ヤング訳。たまにパラパラ開いて読むが、訳がなかなかに秀逸。子供の頃、母方のばあちゃんの家でサザエさんを読み耽った思い出があるが… 続きを読む »

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笠井潔「バイバイ、エンジェル」「熾天使の夏」

笠井潔「バイバイ、エンジェル」(創元推理文庫)  何日か前に読み終えたが、痛快、痛烈。長文の論理展開にも無駄はなく勢いがあり、読んでいて苦にならない。現象学的本質直感によって事件の謎を鮮やかに解き明かし、「観念の悪」を痛… 続きを読む »

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「東京生活」で吉祥寺大特集

 「東京生活 2004 no.1」は吉祥寺大特集。おまけで西荻も10ページくらい取り上げています。買いだネ。(・∀・)  これを見ているともっと外で昼ごはんを食べたくなるなあ。吉祥寺は、うちから一時間で行って食って帰って… 続きを読む »

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笠井潔「バイバイ、エンジェル」

笠井潔「バイバイ、エンジェル」(創元推理文庫)  これはおもしろすぎ!哲学や現象学に興味がある人にはたまらないミステリーだ。あるいはこの本が立派な入門書になるかもしれない。カケルのキャラクターがいいね。シリーズ第一作。だ… 続きを読む »

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立ち読みの罠

 引き続き、去年くらいからよく読んでいる作家を選んで何冊か買う。 星新一「なりそこない王子」(新潮文庫)  本屋で、この本と「妄想銀行」を手に取り、ぱらぱらとめくって目次を眺めた。それぞれ、ちょっと気になるタイトルが目に… 続きを読む »

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