コンタクトの検診に寄ってから渋谷O-Westに向かう。ちょうど“Grey and Pink”東京公演の開場5分前くらいに着いた。そしたら人がめちゃくちゃいっぱいでなかなか開かないんです。そばの人から昨日はけっこうガラガラだったと聞いたが、さすがに金曜、土曜とあったら土曜に来たい人の方が多いよな。
チケットの整理番号が呼ばれ、列に続いて階段をのろのろと進みながら、友人と来場した人数から売上を概算した。中に入っても意外と空いている。儲からない商売だねえなどと嘆じて待っていると、ほぼ時間通りに開演した。ついにあこがれのRichardとDaveが登場!!
いきなりRichardの声がすげえ!!!きれいに響きまくりですよ。ぜんぜん衰えを知らない!そしてその風貌は、長身に禿頭、広がった白髪に眼鏡とくれば、まるで理系の教授みたいだ。
そしてDaveの淡々としたスタイルもそのまんま!!!体全体で乗ったりはせず、頭を揺らすくらい。こちらもソロアルバムを出してまもないほどだし、衰えは感じられない!風貌は中肉中背に毛深い腕、ちゃんと残っている頭髪を横に流し、気まじめそうな厚い眼鏡。まるで文系の教授みたいだ。
前半の部はCaravan of DreamsやDaveのソロの曲を中心に、Caravan medley (マッドリーと読むそうだ)を織り交ぜながら二人だけで一時間もやったよ!立ち見だったんだけど、寝不足から来る眠気が心地よい音楽に包まれて臨界に達し、半分まどろんでいた。気持ちよかったー。最後の”O Caroline”は観客にも歌ってほしかったようだけど、誰も声が出なかった。Richardの声に酔っちゃったからなあ。
後半はOpabiniaの三人を加えた5人のバンドになった。アンコールも含め、公約通り”Grey and Pink“の全曲と、Richardのソロアルバムの曲やHatfieldsの曲もいくつかやった。充実の内容だった。ドラムの芳垣氏のタイトかつ繊細なプレイが全体に活力を吹き込み、キーボードの清水氏はDaveのプレイを立てつつ時に前に出て流麗なソロを披露した。ギターの鬼怒氏は、ソロのパンチ力で聴衆をノックアウトしたかと思えば、後ろに引いてリズム隊とキーボードの掛け合いを演出したり、これもすばらしかった。
総じて7,000円の価値は十分にあったと思うが、立ち見でとても疲れた。会場を出たら、もう二人とも足が棒のよう。早くどこか座敷でもある店で飲もう!楽しかった!
いなあー、お金なくて結局いけませんでした。
僕も今月はお金ないです!お金があるうちにずっと先のチケットを買っちゃうべし!(ご利用は計画的に)
ムサビの芸術祭は、行くとしたら10/30です。行けたらいいなあ。学祭ってわくわくするねー