- Rainbow「Rising」
熱い!Ronnie James Dioの歌声が熱い!Ritchie Blackmore (g)とTony Carey (k)のソロバトル、Cozy Powellのパワフルなドラミング。まさにハードロック。2ndだけどこれがRainbowのベストではなかろうか。
- Rush「2112」
いちばん好きなバンドがRushなのに、今までほとんど紹介してなかった気がする。明日はタイフードフェスティバルに行ったあとRushのカバー曲のライブを見に行くので、今日は「A Passage to Bangkok」を聴く一手だろう。
「2112」は、我々Rushファンにとって特別な数字だ。西暦2112年、人々は圧政の中、音楽や感動といったものを忘れていた。そこで救世主の誕生ですよ。
- Rush「Permanent Waves」
や、とりあえず、Rushを聴いたことがない人にはこちらをおすすめします。思い入れの強いファンはこの「2112」や最新作「Vapor Trails」を薦めると思いますが、たぶんいきなりそういう強烈なのを聴かされるのはつらいと思う。「Permanent Waves」はほんとにいいですよ。静かな波がやさしく押し寄せます。それがだんだん盛り上がってきて最後はざぶーんと大団円。落ち込んだときに聴くとちょっと元気が出てきます。雰囲気は統一されているけど、シングルカットできるようなコンパクトな曲が多く、万人向き。
- Quiet Sun「Mainstream」
作りが丁寧でリズム構成が緻密なジャズロック。(ふつうか) うなるファズベースに流麗なキーボード、そこにPhil Manzaneraのギターが時折クリムゾン的な骨太の荒さを見せる。前半はSoft Machineの「Third」から「Forth」の頃、具体的には「Eamonn Andrews」に近い落ち着いた雰囲気が流れるが、後半はJenkins加入後のSoftsのようなミニマルっぽいフレーズから派手なギターリフが飛び出したりして、Soft Machineの歴史をなぞるかのよう。リラックスして聴けるが、変拍子満載で緊張感もあり、なかなかメリハリのきいたアルバムになっている。けっこうお気に入り。
- The Cranberries「Everybody Else Is Doing It, So Why Can’t We?」
大ヒットアルバム。この頃のドロレスの歌い方がいちばん好き。あと、クランベリーズはドラムがいいんだよね。繊細かつダイナミックで躍動的。ポップ系のロックではなかなかこういうドラミングにはお目にかかれない。アイルランド独自のリズムセンスが発揮されているのかも。