SONY ソニーモバイル スマートワイヤレスステレオヘッドセット MW1Sony Ericsson MW600から二年余、Sony Mobile Communicationsから待望の新BluetoothレシーバMW1が国内発売となったのでさっそく入手した。

Sony MW1開封してみると、付属品がやたら多い。MW1の充電I/FはMW600と同じmicroUSBだが、AC電源アダプタに加えてUSBケーブルも入っている。また、microSDプレーヤ機能があるらしく、4GBのmicroSDHCカードとmicroSDカードリーダライタが付属する。さらに、きしめんケーブルの密閉型ステレオイヤホンとそれ用のクリップ、スペアイヤパッド3種。正直レシーバ本体だけで安く売ってほしいが、Sonyは高価格帯で勝負するしかないんだろう。

A2DPの対応コーデックはSBCのみと明記されており、最近対応機器が増えてきているAACやapt-Xには非対応。ただ、ファームウェア書き換え機能があるので将来機能追加されることもあるのかもしれない。

国内版ということもあってFMラジオは日本の周波数帯をカバーしており、日本語の曲名表示も問題ない。AT-PHA05BTと違ってちゃんとコバイヤ語やドイツ語が表示できる。なお液晶は二行表示で、特に日本語フォントはあまり見やすくはないが、設定で天地を切り替えられるのは気が利いている。

サイズについては、体積的にも重さ的にも薄さ・長さ的にもAT-PHA05BTよりコンパクト。見た目もスマートで好印象だ。MW1は単体でMP3プレーヤーとして機能することもあって、「これなに?」と訊かれづらい、あるいは訊かれても答えやすいのは利点と言える。

さて、MW600の不満点として反応の悪い静電式ボリュームスライダーがあったが、MW1ではカーブの付いた押しボタンになっており、ふつうに使いやすい。REW/PLAY/FFボタンも凹凸がはっきりしていて、指先の感覚で容易に識別でき、快適に操作できる。なお、ホールドスイッチがないのは相変わらずだが、各ボタンを指で押したときのクリック感から分かるように、適度な遊びと抵抗により鞄と少し擦れたくらいでは誤作動しない。これならホールド機能は不要かもしれない。

MW600のもう一つの不満点といえば、挟む気があるのか分からないへなちょこクリップだった。しかし、これもMW1では大きく改善されている。見た目は薄くスマートだが、幅が広く、バネも強く、挟み込み部も十分に凹凸が設けられているため、点で支えるがためにそこから回転して外れてしまうということがない。太い線(つまり面)で支えて、本体とクリップの一体感が保たれる構造だ。欠点としては、バネのつまみのちょうど反対側にアクションボタンが配置されているため、クリップを開く際に誤って押してしまいがちでやや煩わしい。もっともこれは慣れで解消するか。

音の面では、低音の迫力・臨場感ではやはりAT-PHA05BTに劣るが、主なソースはiPhone 4で雑踏での利用が多いので、率直に言って大差はない。それより、ホワイトノイズが少ないことに感心した。音飛びについても、使った限りではMW600よりは少なく、安定していると思う。

細かいところをいくつか。まず、MW600やAT-PHA05BTと違い充電しながらでも使える。電源が確保できる場所ではうれしいかもしれない。また、ペアリングできるのが2台のみになった。これはちょっと少ないと思うが、きっと3台以上も持ち歩くジャンキーは悔い改めるべきなのだろう。通話端末は常時ペアリングするとして、その日視聴に使いたい端末を選んでペアリングして出かけると。さらに、時計が付いたのは少しうれしい。消灯状態からも「戻る」ボタンで点灯する。また、この「戻る」ボタンのおかげでメニュー操作が(MW600と比べて)だいぶ楽になった。

総じて見ると、これはバランスの良い製品だと思う。デザインと使い勝手が洗練されているので、いつも持ち歩きたくなる。望んだらきりはないが、機能的に不足に思う点は少なく、既存製品から完全に乗り替えられる。

ところで、Sony Mobileのサイトには7月21日発売とあるが、すでに量販店はじめ販売店には出荷されていて購入できる。自分はい〜でじ!!で即日出荷してもらい翌日午前中に受け取りました。今見たらAmazonも入荷しているみたい。

Android連携についてはまた改めて。

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