その後回った会社でまた帰りが遅くなったので、今日も外で食べることにした。なすの肉はさみ揚げとぶりかま焼きを堪能した。でも仕事があるからアルコールは抜き。この案件が一段落したら、心置きなく飲んで、食うぞ。
料理の味は上々。おいしい魚は捨てるところがない。隅っこの肉片までうまい。それは野菜でも同じで、いい野菜は一見高いようだが、実際には安物の野菜は捨てるところばかりで、量あたりの値段に直すと大して変わらないのだ。たとえば、いいセロリーは葉の部分がうまい。大根もしかり、にんじんもしかり。長芋などは一本を半分に切って二回に分けて楽しむことができる。一週間ほどなら悪くならないのだ。レタスなどは、質の悪いものは使うたびに外側の一枚を捨てないと食べられない(八百屋によっては古くなったレタスのいちばん外側の葉を剥いて安く売っていたりする)が、いいレタスは違う。しばらく置いてもパリパリで活きがいい。
まずいものには極力金を使わないようにして、さほどの贅沢はせずとも生活の質を上げていこう。