- 春日武彦「ロマンティックな狂気は存在するか」(新潮OH!文庫)
- 星新一「ボッコちゃん」(新潮文庫)
- 東野圭吾「放課後」(講談社文庫)
- 梶原しげる「口のきき方」(新潮新書)
最近、アナウンサーやキャスター、政治家、俳優など、言葉のプロであるはずの人々の使う言葉が、雑で貧弱な上、おかしい。と思(怒)っていたら、こんな本が出て、多少は溜飲を下げた。
僕は、言いたいことを、いかに角を立てずに言うかという技術を重視する。これは営業でも利いてくると思うのだな。不満を掘り起こし、怒りを喚起することも重要だ。不便さや、事務の非効率にもっと腹を立ててもらいたい。そこで火が付き、こちらの提案がニーズに合ってひとたび意気投合すれば、あとは大人の進め方で。