気が付けばもう4月も半ばを過ぎてしまいましたが、2012年もいい音楽がいろいろ発表されたので、遅ればせながら挙げていきます。
まずは渋いところから。Maurizio Di Tollo “L’Uomo Trasparente”でどうでしょう。ひさしぶりに刺さったイタリアンプログレ。初めて触れるのに懐かしい情景。
ああ。時はゆっくり流れていいんだ。
やさしいおじさんの、語り聞かせるような歌い声が叙情感を倍加させまくってずるい。何歌ってるかぜんぜんわからないしほんとずるい。
スリルやケレン味はない。ただそこに身をゆだねるだけ。”La curva dei pitosfori”にほろっと来ました。野暮な情報だけど、変拍子はあちこちにあるよ。