今日は将棋社団リーグ戦の四日目。この日は、いつもの団体戦とは違う方式で行われる。各チームのメンバーがそれぞれ個人戦に出て、成績上位の7人の合計得点がチームの得点となる。リーグごとに、トップとなったチームに勝ち点1、二位となったチームに勝ち点0.5がそれぞれ入るという仕組みだ。
二部昇格へのマジックを1としている我々は、もちろん一位となれば昇格が決まるわけだが、個人戦なので狙って取れるものでもないだろう。方針としては、ライバルチームの様子を見ながら、勝ち点を与えないように頑張りましょうということで臨んだ。
というわけで、上位メンバーは敢えて強豪の多いS級(無差別級)にエントリーし、来季以降も見据えて二部や一部のレベルを体感することにした。その他のメンバーには、未公認・一般クラス(実力別の組合せ)に出て勝負してもらった。
さて、一応はチームの主将たる私だが、ここのところの多忙で調整不足も甚だしい。数日前に24の早指しで数局指したが、感触としてはせいぜいR2100がいいところ。真剣勝負からも遠ざかっているせいか、中終盤の切れ味がまったくなく、絶対勝つぞという気迫にも乏しい。S級にエントリーしたものの、未公認クラスにした方がよかったかと半ば後悔していた…。
しかし、ひとたび強い相手を目の前にすると、その不安は吹き飛んだ。自分でも驚くほど真摯な気持ちになり、集中して指すことができた。終わって見れば三勝一敗。その一敗も、一度は逆転を果たし、投了一手前が敗着という惜敗だったので、決して内容として悪くはなかった。
そして驚いたのがチームの成績。なんと4人が全勝、自分を入れて3人が3勝で、圧倒的なリーグ一位となっていた。すばらしい!全敗者もなく、みんなそれぞれよく健闘してくれたことが何よりうれしい。
さて、あとは最終日を残すのみ。ここまで来たら、優勝で昇格を決めたい。秘密兵器のM川君も招集し、来季も踏まえてベストメンバーで臨むことになりそうだ。ここまでの成績は11勝1敗だが、まだ7-0での勝利がないのでそれも果たし、勝ち数でもトップで優勝したいところ。がんばるぞ!