セカンドフラッシュ – ダージリン,アッサム

投稿者: | 2004年7月11日

 近く中学校で参議院選挙の投票を済ませて、そのまま自転車で吉祥寺へ。

 ひさしぶりにGclefに入ると、ダージリンセカンドフラッシュを二種、すかさず購入。今年はモンスーンの影響で全体的に難しかったダージリン地方にあって、グームティ農園とプッタボン農園のセカンドフラッシュは店長も太鼓判の出来らしい。

 店員の男性に試飲を勧められたが、このふたつは最初から買うつもりだったので、アッサムのセカンドフラッシュを頼んだ。ここまで自転車で走ってきた暑さで、待ち時間中ずっと扇子で仰ぎまくっていたら、気を利かせてディンブラーのアイスティーを出してくれた。おいしい!(・∀・)!うれしい!(・∀・)

 冷たいアイスティーでゆっくり喉を潤し、だいぶ涼んだところで、温かいアッサムが運ばれてきた。これはすばらしい香りだ。ひとくち含むと、豊潤な香りにノックアウトされた。何かの風味に似ていると思ったが、その場では出てこなかった。店員の説明に言葉を借りながら、自分でも拙い言葉で感想を絞り出し、味や風味を自分なりに整理しようとがんばった。

 今思えば、あれは紅芋飴のような風味だったと思う。アッサムはもともとさつまいものような甘い香りがするようだが、あれはさらに密度が濃く熟成の利いたもので、やわらかい口当たりの後にものすごく豊かな、蜜のような濃い香りが味覚と嗅覚を支配していった。しかし、甘さはなく、一方で渋みもほとんどない。茶葉はティップも葉肉もまさに蜜のようにきらきらと光っていて、見たこともないような美しいあめ色をしていた。

 店員によると、ミルクティーにも向くと言う。うおー!次は絶対買いますと宣言して店を出た。ああ、その前に家のストックを片付けねば…。

カテゴリー:

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です