服!

投稿者: | 2004年6月20日

 酒気を帯びたまま、冷房のきいた室内や電車内と蒸し蒸しした屋外と出入りするうちにいよいよ体がだるくなってきた。本当に蒸し暑い。でかい台風も来てるし、このまま夏になっちゃったりしないだろうか。

 じわじわじりじりと体が汗ばむのを感じるとともに、俺の中の洗濯夫が危機感を覚え、警告を発した。この季節、一度着たインナーは二度着れないよ!

 まったくだ。そこで新宿でY&Tと別れ、服を買うことに決めた。でもふらっと入った店の中も暑いよ!ほろ酔いと暑さで意識が朦朧とする中、服を6枚くらいさっさと選んで買った。

 それにしても、新宿の服飾店の店員ってさばさばしすぎ。客が多くて常連なんてのも意識することがないからだろうなあ。カジュアルシャツをそこにかけておいて、カットソーを3枚くらい合わせてどれがいいかなあ、と聞いたら、どれでも合うと思いますよ、ときた!もしかして俺のセンスが最悪で、どれも合わないけどそんなこと言えないとかそういうアレですか!もう蒸し暑いし、太陽が耐え難いほど暑かったからとかそういうアレでナニをんああああズギューン切腹!するのは痛そうだからやめた。

 今度は聞き方を変えて、別のシャツを指差し、これに合わせるならどんなのがいいか聞いたら、今度は俺があらかじめ心の中で決めていたやつをさっと取ってきたので、少し自信を回復した。でも、服を買うのはもっと小さい街の方がずっと快適だと悟った。

 ああ、店を出たらさっそく太陽だ。こんな日は、さっさと帰ってほどほどにクーラーの利いた部屋に引きこもるのがいちばんだな。

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