- Trillion「Clear Approach」
先日のライブでamprogrardがやっていたTrillionを、ジャニスで借りてきた。うおー。これ聴いてから行っていたら楽しかったろうなあ。プログレの遊び心を持ちながらも、AORっぽい丁寧な作りと構成。ライブで聴いた”Make Time For Love”は、本物を聴くと、こないだの演奏が再現性の高いすばらしいものだったことがわかる。
やはり、選曲はお楽しみとしても、カバーするバンドくらいはあらかじめ予告してほしいと思った。(・ω・)
- Ohm「Ohm」
こないだ、る*しろうの感想を書いたあとで、なんとなく「ヘヴィーフュージョン」で検索したらOhmというバンドを紹介しているページがあって、読んでみるとMegadethの「Peace Sells..」のときのギタリスト、クリス・ポーランドが参加しているという。
さっそくジャニスで見つけて借りてきたが、なかなかかっこいいです。Megadethは「Intellectual Thrash Metal」を標榜していただけあって、ジャズやブルーズの影響も受けているわけだが、参加ミュージシャンのバックグラウンドもけっこう気になっていたりするんだよね。Megadethは解散してしまったし、クリスと同時期に在籍したガル・サミュエルソンは残念ながら亡くなってしまったが…。将来的にはMegadethの再結成もあり得るというアナウンスはあったので、期待したいと思う。
で、このアルバムだが、Megadethでのプレイの面影はなく、素直にヘヴィフュージョン、あるいはプログレッシブロックとしておもしろい出来。ジャズ色は比較的薄いです。ギターは縦横に弾きまくりだけど、しっとりと聴かせるプレイということにも心が配られていて、円熟の味を感じる。デイヴはなんでこんなギタリストをクビにしたんだろうと思うけど、もう二十年近くも前だからな…。