夜、風の吹きすさぶ中、本屋に行ってきた。まだまだ活字に飢えているのだ。
- 東野圭吾「同級生」
一気に読んだ。やはり学園物は東野圭吾の原点だね。言葉遣いや心の動きが鮮やかにリアルな高校生を写しとっている。そういえば、何冊も読むうちにいつのまにか、説明的なセリフが気にならなくなってきた。おい、これで俺もついにミステリーファンの仲間入りか?そうなのか?
おまえほんとにそれでいいのか本なんか誰だって読むだろほかに思いつかねえのかこのやろう的なこっぱずかしさを禁じ得なかった「趣味は読書です。」も、今のアタシならきっと言えル!言えるワ!言えるわヨ!
- 東野圭吾「白夜行」
次はこれに取りかかります。’70sから始まる長編だから、実はすごく楽しみ。