- 柳瀬尚紀・羽生善治「対局する言葉」(河出文庫)
数分、数十分、ときには数時間、手も動かさず、ひたすら集中して頭を働かせ、瞑想し、構想する、という体験をしないと見えてこない世界がある。数年ぶりに読み直して、創作欲、探求欲、知的好奇心を少し取り戻した。
- 東野圭吾「むかし僕が死んだ家」 (講談社文庫)
読んでいて一歩ずつ先がわかるけど、謎解きとしてはちょうどよかった。語り手が読者の見てないところで動くのがい(ずる)いね。東野圭吾は今まで読んだことないと思ってたら、「悪意」は読んだことがあった。たしか、NHKでドラマ化されてなかなかの出来だった気がする。ミステリって、先が気になるから、読み始めると一日で読んじゃうね。
- 藤沢周平「夜の橋」中公文庫
また買ってしまった。何十冊目だろう。このペースだと数年しないうちに読破してしまうよ!藤沢周平の短編集は、日常に追われる切ないあなたにおすすめですよ。
- 山本周五郎「樅ノ木は残った (下)」新潮文庫
何度も戻っては読み直したりしているのでなかなか進まない。内容も重いしね。でも来週中には制覇するぞ。
ほかにも自宅の本棚でいろいろ立ち読みしてしまう。