今日は眠い。とにかく眠い。明け方になっても眠れず、ふと思い出して風の谷のナウシカを見てしまったせいだ。寝ている間、長く奇妙な夢を見たが、エロシーンがなかった気がするのはきっと、ナウシカを見たせいだな。あのように、重いテーマを無垢かつ純粋な表現で具現化できる才能はすばらしいと思う。それが宮崎アニメの限界だという人もあるだろうけど、境界線というのは何も外側にあるとは限らない。想像の翼を外に広げつつ、内側にいくつか、開けずに取っておく箱があってもいいだろう。現れないことも含めて、その輪郭が表現を成す。