最近、高野のダージリンの質の低下が激しい。しばらく前に主力がマリーボーンからノースタクバルに変わって甘みが減ったが、それでも去年まではそこそこだったのに、今年は出来が悪いのか、こないだの袋はひどかった。とても飲めたものではない。刑事コロンボ「別れのワイン」のドナルド・プレザンスに言わせれば、紅茶のシャンパンどころか「臭い水」である。インド紅茶局がこんなものに折り紙付けていいのかよ…。しかも、袋に茶場の粉が大量に入っており、品質への気配りも欠いている。粉なんか空気に触れたらすぐに酸化するんだから、最初から奮っておけよ!ドナルド・プレザンスにもうひとこと言わせれば、「こんなものに金を払う必要はありませんぞ!」である。コロンボ応えて曰く、食い逃げはこの手に限りますな、である。
そういうわけで、安くて普段から定番として飲めるダージリンを求め、以下に続く。