おこりんぼうの作り方

投稿者: | 2012年6月6日

まずは息子の名誉のために言っておくと、前回書いて以降、寝ている間も含めてほぼ、一度も粗相なしです!拍手!!たまにトイレに行く途中に先走ることがあるかどうかです。あとは保育先でのストレスからか緊張からか、はたまた遊びに夢中すぎたからか、うまく切り出せずにしてしまったことが一、二度あったと聞くのみ。

おむつ離れしてくれてみると本当に楽だ!替えおむつやおしり拭きの残りを気にしなくていいし、臭いや汚れやゴミの問題もなくなり、他人にも見てもらいやすくなった。もちろん、乗り物等の所要時間(子供は知る由もない)を見て事前に促してやるのはこちらの責任として、あとは自己申告に任せて連れて行くだけで済んでいる。

そんな彼はもうすぐ二歳半になるが、いよいよ性格の大枠のようなものができてきた。わがままでおこりんぼう。俺か!今まではお化けを持ち出せばしぶしぶながらも言うことを聞いたものだが、知恵がついてくると神通力がなくなってきた。相変わらずいちばんの早起きの癖に寝起きが悪い息子だが、早朝から喚き散らす甲高い声に辟易してお化けを引き合いに出したりしようものなら、すかさず「お化けは朝も来るの?」と痛いところを突いてくる。

はたまた、夕方もわがままを言い出すので今度こそは頃合いとばかりにお化けを召喚しようとすると、持っている棒を構えて「お化けを棒でガーンしちゃう!!」だの、手近にドアや本などあれば「お化けが来たらバーン!挟んじゃう!」だの、はては丸腰でも、引っ掻きつねる所作を示して「お化けなんかギィィィィしちゃう!」なんとも勇ましすぎる。

それでも夜、暗くなれば、疲れから気弱になるのか本気でこわがるし、眠気がやってくればあっさり「眠くなっちゃった。電気消して。」と自ら寝に入ってくれたりする。昼間、力いっぱい遊ばせても一睡もしない日も多いが、前みたいにグズグズ言って夜遅くまで寝ないということは減った。

そんなわけで残る課題は明るい時間帯だ。朝から使える「おそろしい存在」を模索しているが、竜は主人公だったり味方だったりするお話もあるからだめだし、鬼はこわいと言っても人型なので中に人が入ってるイメージから看破されそう(「鬼が来たらお面を取っちゃう!!」)だし、子供向けアニメの悪役はコミカルなのが多いしね。やっぱり妖怪かなあ。一時、妻がタコ入道でがんばったんだけど、絵本やテレビでの出演が少ないためか、普及には至っていない。

早くちょうどいい感じに抵抗不能で敵わないモンスターを導入して、ここぞというときに息子の天狗の鼻っ柱を折ってやりたいのだが、しばらくはその日中の無双の内弁慶ぶりに、為す術はなさそうだ。

おこりんぼうの作り方」への58件のフィードバック

  1. noodlemagaine

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