ヘッドホンのコード被覆のひび割れ補修

投稿者: | 2010年1月26日

SHURE 高遮音性イヤホン・パールホワイト×ブラック SE310-A-Jヘッドホンにおける物理的な弱点は、何と言ってもコードにある。柔らかいコードは絡みがちで、硬いコードは取り回しづらい。いずれにしても長年使えば被覆のひびや断線からは逃れ難い。

Shure E4cを買って以来同社製品を愛用しているのだが、その耳の後ろにかける方式がコードに掛ける負担は半端ない。抜けたり落ちたりしなくて快適な反面、ぜんまいみたいな癖がついてしまって、二年くらいするとだいたいひびが入ってしまう。保証期間内なら修理(いずれお世話になるので海外からの輸入はお勧めできない)に出せば済むが、いずれ期間が切れて壊れる日はやってくる。俺にもやってきた!

ひびが入った!左の写真のように愛用のSE530に入ってしまったひびの補修に挑む。まず、メンディングテープやセロテープは見た目がひどいだけでなく、柔軟性がないのでカーブに沿わず耳に当たると痛い。ビニールテープは良さそうに思えるが、十分に吸着させるには何周か巻かねばならず、厚くなって見た目が悪い上に重くなる。また、張り際の糊がベタベタして不快だ。

ひびをスーパーX2で埋める! そこでコニシボンド、アロンアルファ、セメダインなどのシリーズから接着剤をいくつか試したところ、結論としてはセメダイン スーパーX2がいい感じだった。右の写真のように埋めてしまう。固まるとぶよぶよのシリコンゴム状になるので、ひびを包み込んだまま曲げに追従してくれる上、耳に当たっても違和感がない。膨れすぎと思ったらカッターで削ることができる。また、気に入らなければカッターで割いてもいでしまえば元通りだから何度でも補修し直せる。

どうってこともない情報だが、検索しても出てこないから試して書いてみた。何万円もするものだから大事に使いたい。今回はクリア(無色)を使ったが、ブラックもあるようなので今度買って試すつもり。

なお、断線したときなど、線を一度切るのがありならRolling K.先生指摘の熱収縮チューブが使えそうです。

ヘッドホンのコード被覆のひび割れ補修」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 工夫と趣向と分別と。 – セメダイン スーパーX2 ブラックはえらい

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