最近のはまり点

投稿者: | 2007年3月28日

 FreeBSD 4.11→6.2の移行作業ではまった点をいくつか書いておく。

  • Packageのkrb5が入っていると、システムのkrb5との混在が原因でビルドがこけるので消す。
  • textproc/libxml2WITH_THREADSを有効にしてはいけない。WITH_THREADSを有効にすべきなのはlang/python24, lang/ruby18およびlang/perl5.8, www/apache22。前者2つはmake configで設定できる。後者2つは/usr/local/etc/pkgtools.confで設定する。
  • Cannot do `initialize' in Term::ReadLine::Gnu at ...」のようなエラーが出たら、それはlibreadlineの混在のせい。Packageのreadlineは消して、devel/p5-ReadLine-Gnuをリビルドして入れ直す。(もちろんreadlineを使うその他すべても)
  • Weak references are not implemented in the version of perl at ...」のようなエラーが出たら、それはPerl本体とScalar::List::Utilsの不一致のせい。lang/p5-Scalar-List-Utilsを入れ直す。この問題は、svkビルド中のPerlIO::via::dynamicの検出失敗などの形でも現れる。
  • Subversionのportsは構成がいけてない。素のパッケージ、Perlモジュール入りパッケージ、Pythonモジュール入りパッケージ、と三つあるが、devel/subversion-DWITH_MOD_DAV_SVN -DWITH_SVNSERVE_WRAPPER -DWITH_PYTHON -DWITH_PERL -DWITH_RUBYと全部入りで作れば重複して入れる必要がない。pkgtools.confMAKE_ARGSでそう設定し、ALT_PKGDEPdevel/subversion-perldevel/subversion-pythonへの依存をdevel/subversion振り替えよう。
カテゴリー: Tech

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