今日も眠くて食欲が微妙だが、食うものは食わないと。大手町ビルB2階、つぶれた不二家のあとにできたラーメン屋「麦の家」に入ってみた。たくさんの中国人が店を切り盛りしていて雰囲気に圧倒される。「いらっしゃいませー」「ありがとうございましたー」「味噌一丁あがりまーす」などと元気よく日本語でやりとりしていて気持ちいい。
一人、厨房に独特の節回しの兄ちゃんが居てわらた。多少言い間違えてもその節回しで通し切り、すっかり自分で開拓した言葉世界に入り込んでいる。
何を食べようかと思ったが、バランスを考えて塩野菜タンメンに豚丼をつけた。合わせて1,010円と大手町価格だが、素朴な味なので腹の具合を考えるとありがたかった。妙な味わいや旨みで食欲を増進されても、胃の負担が増えてつらいだけだから…。ほんのり麦茶風味のお冷やがうまかった。