ところで、iHP-120やRio Karmaはoggに対応している。mp3の音は160kbpsでも物足りないし、wmaはWindows上でないとエンコードしたり編集したりできないのが難点だったので、ライセンスフリーで音質も圧縮率も優秀なoggの採用はうれしいことだ。
僕は、手元でUnix/Windowsで動くマルチコーデック対応のリッパー&エンコーダドライバ*2を書いて使っている。これまではCDごとに、通常再生用に高音質のogg、ストリーミング用にいちばんポピュラーなmp3、携帯用に容量の小さいwmaと三種類にエンコードしてきたが、ogg対応の携帯プレーヤを手に入れたことでもうwmaは不要になった。そのうちoggストリーミングが一般的になったら、mp3も不要になるだろう。
ただ、そのころにはoggもVorbis IIが出ていて移行したくなっているかな。ああ、やはりロスレスなFLACで取っておくべきか…。