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上達ということ

 上達とは、慣れのことかな。紅茶を淹れるのでも料理するのでも何でもそうだけど、同じ素材、同じ方法でやっているつもりでも、初めてで緊張して迷いながらやるのと、何度か経験して自信を持って手際よくやるのとでは出来がぜんぜん違う。

 紅茶なんか、お湯を沸かして、葉っぱを入れて、お湯を注いで数分待つだけなのに、慣れない茶葉だと「このくらいでいいかな… いや、もっとかな」なんてやっているうちに適量を超えたと思い、じゃあ「お湯もちょっと多めじゃないといけないかな、すると時間は…」なんてやっているうちにおかしくなってしまう。

 だから、紅茶を買うときはお試し版なんて量の少ないのを買ってもだめです。二、三回試行錯誤するうちになくなってしまって、割高だと思ってまた別のを買ったりしているうちに加減を忘れてしまう。50gくらいは買い、何度もやってみて、うまく行ったら次の日も同じように淹れてみるのが大事。

 巷でよく見られる、お菓子作りに凝った人が家族がうんざりするのも構わず同じお菓子を反復大量生産しだすという構造は、こうしてできあがるのだ。(でもなかなか上達しないのが悲しい)

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