夜はいつもの三人で美食会。あんな昼飯を食った後は、ぜひとも倍返ししたいところ。店の予約を済ませ、待ち合わせ時間早々に代々木駅に着いて待機。

 この日のお店は、ローマピッツァの店「IL PENTITO」。イタリアンの店はよく行くが、ピッツァがメインなのは本当に久しぶりだ。

 少し長い道のりを、ランチの愚痴など垂れながら進む。代々木をこうして歩くのは、小学校の頃、塾に通って以来かもしれない。

 ガラス張りの店に入ると、やはり大きな窯が目を引く。料理やワインの選択は二人に任せ、内装を眺める。調度品から家具から、すべてイタリア製らしい。ローマ法王の写真や雑誌の切り抜きなどで演出された濃い雰囲気に、否応なしに期待は膨らむ。

ビールとワイン
前菜の鴨肉

 まずはビールで乾杯。実際には注文にも関わらずワインの方が先に来てしまったのだが、そこはおおらかに流そう。イタリアンの食前には、軽いハイネケンも悪くない。前菜の鴨肉に、みんなの顔がほころぶ。

 そしてメインのピッツァ。ところで、この店のメニューには前菜とドルチェのほかにはピッツァしかない。客はみなピッツァを目当てに来るわけだ。ローマピッツァは、生地が薄いのでペロリと食べられる。一枚まるまる食べる女性客も珍しくないという。この日は三人なので、まず二枚注文し、余裕があればもう一枚食べることにした。

モッツァレラとトマトとアンチョビとズッキーニのピッツァ

 まずは一枚目。Rolling氏の注文で、トマト系の中からアンチョビとズッキーニのピッツァ。正式にはナイフとフォークを使うべきとは知りつつも、まずは手づかみでパクリ。おお、サクサクパリパリの歯触り。ナポリピッツァのもっちり感とは一線を画すものだ。こんがり香ばしく、適量オリーブオイルをかけると具合がいい。

モッツァレラとゴルゴンゾーラとブロッコリーとオリーブのピッツァ

 二枚目は、ゴルゴンゾーラにブロッコリーとオリーブのピッツァ。シンプルだけど、おいしい野菜をゴルゴンゾーラが濃厚に包んでくれる。うまい。

モッツァレラとトマトと生ハムとマスカルポーネとグリーンペッパーのピッツァ「Pentito」

 そして、追加でもう一枚。生ハムと鮮やかな白のマスカルポーネをちりばめ、グリーンペッパーをまぶしたピッツァ。店の名「Pentito」を冠するだけのことはある。本当においしかった。

大きなピッツァ窯が鎮座する店内

 ああ、うまかった。これはとてもほかでは食べられない味だね。くせになりそう。昼間の倍返しを果たして大満足でした。


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