シルバーチップスの袋を開けたら、すごく深い香りが鼻に入ってきた。茶葉を手に取ってみると、本当に銀色のきれいな芽だ。若干湿ってやわらかい感じがする。はて、どのくらい取ったらいいのだろう。見当もつかないが、少なくて後悔するのは嫌だから、ティースプーン山盛り3杯を取り、6杯分作ることにした。
貴重な茶葉ということもあって、お湯を注いでから、少し緊張しながら観察してみると、店長の言っていた抽出に10分というのはだてじゃなかった。10分経ってもまだお湯はほんのり色づく程度で、茶葉は半分くらいしか沈んでいない。
出してみると、色に似合わず強い香りがする。味は淡泊ながら深みがあり、上質のうわずみのよう。長寿の薬として珍重されたというのはよくわかる。これで養生になるだろうと思い、ゆっくり楽しみながら飲み干した。
もう少し、甘みの出る余地があるかな。まだたっぷりあるから、練習練習。
ちりめんじゃこに見えますた。
そーそー。よく見たらちりめんじゃこですた。
どうも紅茶にだしがきいてると思たよ。
つかまじでそんな感じ