トマトベースの鍋を楽しみ尽くす

投稿者: | 2007年4月20日

 例のワインが昨日届いたので、いつもの二人を誘って家ごはん。今日のテーマは「ワインに合う鍋」。

 まずはさっぱりとしたミュスカデで乾杯。非常に澄んだ味わいだ。十分に冷えているものだから、胃袋にキュッと来て、本能的な食欲が沸き起こってくる。まだ部屋が肌寒いこともあって、一同の切なる期待が鍋に向かう。

Muscadet Sevre Et Maine Sur Lie La Sancive 2006
豚しゃぶ
ワインのお供盛り合わせ

 とりあえず、豚肉を軽くしゃぶしゃぶして試合開始。これだけではあっさりしすぎなので、石垣島ラー油、塩、ブラックペッパー、柚子胡椒などを各自加えて楽しむ。もちろん、ワインのためにカマンベールチーズ、鴨肉、オニオンスライスの盛り合わせも完備。

新玉ねぎ
豚肉と新玉ねぎ

 さて、いよいよ今日の主役の登場。新玉ねぎです!繊細な歯触り、ほのかな甘み、フレッシュな香り。辛くない、やさしい味です。生でつまんでもおいしいが、軽く火を通すと一層風味が増す。すばらしい。

クレソン
アスパラガス

 ここから第二ラウンド。クレソンを投入し、続いてアスパラガスを投下。新芽の季節にふさわしい、あざやかな緑色。とにかく野菜が美味しい。新玉とスープは貴重なので、大事に残して育てます。

Chateau de la Negly Coteaux du Languedoc La Clape 'La Falaise' 2003
茄子とほうれん草の中華風

 それでは、あのワインを開けましょう。先日出会って感動したChateau de la Negly Coteaux du Languedoc La Clape “La Falaise”の登場です。今日のは2003と一年違うけど、びっくりするくらい華やかなあの香りに再会できました。

 これにはさすがに全員感動。俺と姫は二回目だけど、家で飲める幸せを噛みしめたのでした。

 そして、Rolling K.の気の利いた一品で幸せ倍増。茄子とほうれん草を茹でて、中華風に仕立てた優しい味の一皿。本当に今日は野菜が主役だ。

新玉ねぎのトマトベースリゾット
最高のパルミジャーノチーズを添えて

 鍋もいよいよ佳境。俺が炊いておいたコシヒカリを投入し、リゾットにして締めます。もちろん、Rollingのイタリア土産のパルミジャーノをまぶして。贅沢だ。

 新玉ねぎがしゃきっとさを残したまま甘みを発していて、言葉を失うほどの旨さだった。あまりにすばらしいので、つい二本目のLa Falaiseを提供してしまったよ。一本は大事に取っておくつもりだったのに…。

あ、その場でまた5本発注しましたがなにか?

 ああ、今日も満足。新玉がおいしいうちにまたやりたいね!

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