Kumariへ

投稿者: | 2006年5月4日

 カフェっぽいところで軽く食べながら本でも読みたいが、新宿の喧騒は、そんなささやかな希望を受け入れる余裕もないように思えた。阿佐ヶ谷あたりがいいかな。

 阿佐ヶ谷に着いたら、ふと、チキンが食いたくなった。ぐゥ…悔しいが、亀田興毅のあの会見の映像のせいだ。チキンといえばタンドリーチキン。カレーもいいな。あ、あそこにしよう。

パパールとBass Pale Ale

 ということでKumariへ。カレー二種にチキンのついたセットでストライク!そしてひさしぶりのBass Pale Aleを注文。エールでありながらドライな感じが、辛いものに合いそうだよな。

 だが、単独で飲んだら、案の定大してうまくなかった…。舌が肥えるというのは恐ろしい。うしとらコンビも言っていたが、初めてBassを飲んだときはものすごく感動してしばらくお気に入りだったのに、いろんなペールエールを体験してしまうともうダメだ。

 そんなことより、一緒に出てきたつまみがうまかった。これがパパール?ってやつ?薄焼きせんべいのようなパリパリの食感で、噛むとスパイシーで深い薫りが口から鼻腔に広がる。すばらしいビールのお供だ。

"Thali"セット

 そしてメインのプレートが届く。ナンとサフランライスが両方付いてくるのがいいよね。あつあつのナンとライスで二種類のカレーを楽しんでから、スパイシーなチキンにかぶりつく。味もボリュームも大満足。(・∀・)

 食後はコーヒーかチャイをもらおうかと思ったが、さっきスタバのチャイを飲んでしまったのは軽率だった。敢えてここでチャイを頼んで、おいしくなかった方に失敗の烙印を押すのも忍びないので我慢。

 辛みの余韻で楽しむBassというのも悪くない。ビアグラスを片手に読書にいそしむ。お店のBGMの醸し出す不思議な空気に包まれながら、ゆったりとくつろぎの時間を過ごすことができた。

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