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最近、ケータイでは「最強 東大将棋」の通常対局で遊んでいる。一手25時間と持ち時間が長いので移動や休憩の時間に進められるのがいい。まだサービス開始からまもないので会員が少ないのが残念だが、激指と相互乗り入れしているようなので手薄ながらもけっこうな頻度で四、五段クラスとも指せる。感想戦がないので、勉強というよりは腕試しと思ってやる。
ただ、有段者にとっては、スタートできるのがR1850の初段からというのがつらい。勝率9割超で80局近くこなしてようやく、R2300の五段が目前となった。Rが下と思って指していた相手には気の毒だが、それは自分の身にも降りかかることだから、相手のRによらずベストを尽くしましょうということだろう。(プロ同士なら当然のことだが、アマではブラフ込みの駆け引きも勝負の内)
プロ棋戦は、目下久保棋王の活躍で俄然盛り上がっている。羽生から王将を奪って二冠となるか目が離せない。順位戦は明後日がA級最終局。すでになんと佐藤の陥落が決まってしまっているが、前期昇級の井上はまだ残留の可能性があり、高橋に至ってはプレーオフ進出の可能性もある。三浦が勝って自力で初の名人挑戦を決めるか、あるいは破れて最大三人のプレーオフに突入するのか。来期はB1からは久保とともについに渡辺が上がってくるし、順位の重要性を考えれば消化試合はない。本当にわくわくするね!
最近はなかなか生で中継を見たりまでは手が回りませんが、後追いであってもネット中継およびテレビ棋戦は全局観戦しています。最近は女流の将棋も観戦に耐えるものになってきているし、ソフトの進化で自動検討の精度も高い。どうぶつしょうぎLPSA公認)の人気や、HIDETCHIさんの動画などを端緒とするさまざまな国際普及の動きなどなど、自分も何かしたくてうずうずするほどのにぎやかさ。

やー、すばらしい。何につけても、本当にいい時代を生きていると実感する。なんでもしなきゃな。


将棋に関する文章を快適に入力するためのIME用将棋用語辞書の最新版、rev.56をリリースしました。将棋ファンからプロの将棋ライターの方まで、幅広くお勧めします。

今回初めて、Mac OS Xの標準日本語入力システムである「ことえり」にも対応しました。ことえりは品詞の種類が少ないため、動詞の類はすべて「無品詞」扱いです。ことえり愛好者の方々はぜひお試しください。


 ついに来たよ入れ替え戦。もっとも、二日目に負けまくった時点で真ん中より上に出るのは難しくなっていて、無条件降級圏からは何とか脱して、入れ替え戦を目指して頑張ろうという感じだった。

 とはいえ、三部スタートから連続昇級して去年は一部を戦った我々だ。惜しくも入れ替え戦に敗れて落ちたものの、個々が少しずつレベルアップすれば十分やれるという手応えはあった。メンバー事情が苦しいとはいえ、いくらなんでも三部に落ちるわけには行かない。

 その入れ替え戦では、初めての後手番を引いた。相手の年配のおじ(い)さんがあまりに早指しなので、疲れていたこともあって手なりで応じてしまう。角換わり石田流に、大した工夫もなく棒金に構えて膠着状態に。いきなり作戦負けしてしまったのではないかと後悔したが、気持ちを立て直して飛車にプレッシャーを掛ける好手順を発見。ノータイム指しの応酬の末、なんと35歩で飛車を詰ます格好に。これには隣で見る仲間達も心の中で苦笑したに違いない。そしてここから一手一手慎重に指すのが大人の勝ち方。暴れてきたところを裏手から一気に寄せて完勝。最後、あと三手詰のところで投了前に五分も長考されたが、礼に始まった一年を礼で終えるべく、感想戦は長々と付き合った。

 さて、周りの星を数えると2-1で、ほどなっく隣のM本君が勝って3-1ということらしい。残る三局を見ると、K部君の将棋は手数は掛かりそうだがおそらくジリ貧、I木さんのはうまく指せば一手勝ちだが受け間違えば一手縮まって負け、M川君のはどうやら一手勝ち、という見立て。このうちひとつ勝ってくれればいい…。

 ところが!K部君が穴熊に届かない粘りを続ける中、M川君はギリギリ一手勝ちの斬り合いに向かうも追い間違えて混戦に陥り、I木さんは自玉がほぼ必死で相手に詰みがない!まさか三つとも負け?!

 嫌な汗をかいていたところで、なんとI木さんの最後のお願いに相手が受け間違えて頓死!!電光石火の逆転劇で残留が確定した。まもなく残る二戦は自軍が敗れて通算4-3。薄氷の勝利だった。我らの二軍チームが3-4だった相手だそうなので、するとなにか。二軍と一軍の入れ替え危機でもあったのか!

 というわけで、無事二部に残ることができた。おつかれ!!来年は昇級争いに加わるべく精進しようと心に誓う。毎月プロの先生(しかも一流揃い)に教わる場もできたそうなので、積極的に参加したいなあ。


 続いて本戦最終戦。これに勝てばおそらく残留が決まり、負ければ入れ替え戦だ。大事な対戦なのだが、自分の相手はビッグネームらしい。そんな情報要らないよ!極力、アマ棋界の情報は遮断して無心に指すようにしているのに!

 さて、またも先手番。相手のウソ矢倉を阻止して飛車先で角歩を替え、銀冠 vs. 片矢倉となった。実を言うと、この戦型の方針がよくわからない。やっぱり早めに68角を打って42角を請求しないといけないのかな。角を持ち合ったまま、26銀37桂から動こうとしたけどうまく行かなかった。

 手探りに5筋の位を張って突っ張ってみたけど、42銀と備えて軽い形になった相手に軽やかに指されて何もできずじまい。団体戦だからクソ粘りしたけどね。短い感想戦で、3筋の歩を替えるような手を教えていただいたけど、どうもうまく行くようには思えなかった。やはり、棋譜検索して研究、研究するしかないね。

 チームはまたも圧敗。入れ替え戦が決定した。だが、ここまで来たら望むところだ。


 昼食を挟んで後半戦。二戦目も先手になったので角換わりに。久しぶりに48金-29飛型を試してみた。仕掛けでは成功したと思ったのだが、ぎりぎりの中盤、なかなか思わしい手がなくて困った。どうにも、6筋が薄いので指しづらい。66歩と取り込まれた形は56の銀が動けば67歩成がきついし、65桂に68金と寄せる味もない。先に65歩と突かれた時点で作戦負けのような気がする。

 終盤、いつものように追い込みで見せ場を作ってギャラリーの熱気を感じるも、こっちは詰まないことを読み切って指しているので空しかった。相手はどうだったか知らないけど。結局、かなり長く感想戦をしたが、どうも勝ちは見えてこなかった。

 腰掛け銀は一手損角換わりも含めて経験豊富なはずなのだが、大会ではなかなか奏功しない。いろいろ工夫して、いい仕掛けをしてもなお、難しい中盤を乗り切れずに負けるってのがいちばん堪えるよ。チームも圧敗で残留確定ならず。ふう。


 初戦、オーソドックスな四間に振られた。居飛車編しか読んでないのに!この大会では、四間飛車はほとんど見ない。居飛車が七割で、振り飛車も力戦形ばかり。ひさしぶりの対四間飛車で急戦で行く自信はないので居飛穴にした。

 しかし手順の組み立てがまずく、石田流に組まれたところではものすごい作戦負け。3筋をヘコまされて相手の44角と35飛が大いばり。引き角も窮屈で、頼りは四枚穴熊のみ。相手は53歩保留の銀高美濃で左金は32にいるが、こいつを右辺に寄せられては何もできなくなる。やむなく24歩から飛を換え、24同角に27飛21飛35角同角21飛成53角成と大捌き。75に位を張っているのでプレッシャーはあるものの、相手だけダイレクトに桂香を拾える分、明らかに悪い。でも、悲観はしていなかった。どうせ秒読みになるから、香一本以内の差で耐えればチャンスは来るはず。

 ここから、相手が過度に慎重になってくれたのは助かった。龍を21に置いたまま、ふつうに飛車を下ろして桂香を拾われたら何もできなかったと思う。52歩44馬24龍55馬54金とこちらの馬を追い返してきたが、25歩を利かして龍を封じ、28馬と引く展開になってこれは粘れると思った。そこから少しずつポイントを稼いで、結局ただで取られる運命だった桂香は相手のそれと交換になり、穴熊の金を剥がされるも下段香に底歩で耐え、ついに、二枚目の馬を作って龍と差し違えることに成功。

 ただ、逆転とまでは行かない。鉄壁の五枚美濃を前にこちらも龍馬を自陣に引きつける展開になる。お互いと金も作りづらく、争点がないのでこちらからは攻めがない。だが、時間がない中ではそれがラッキーだった。

 業を煮やした向こうが歩を伸ばし、香を据えて玉頭戦になったのだが、戦力は互角だけに、穴熊の遠さ、低さが生きる展開だ。攻めをいなして美濃を頭から83歩、84歩と叩く格好になっては、左に厚い囲いはもはや木偶だ。最後は並べ詰めに討ち取って勝利。

 そしてチームの星を聞くと、なんと4-3で勝ち!これで無条件降級はほぼなくなり、あとひとつ勝てば残留確定っぽい。みんながんばった!


 社団戦運命の最終日。結局朝まで眠れず、横になって目をつぶったものの15分ほど意識を失っただけだった。頭は冴えているからいいだろう。たぶん四局指すことになるので後半が心配だが…。

 行きの電車でうたたねしようと思ったが、中野で乗り換えた中央線快速はなぜか超満員。新宿でどばっと半分くらい降りたが、何か事故でもあったんだろうか。座るのはあきらめて棋書を読みふける。「仕掛け大全」シリーズは中上級者にとってありがたい良著。主要な戦型についてポイントとなる局面がたくさん載っていて、それぞれがコンパクトにまとまり、うろ覚えの手順や追い切れない新しい定跡を洗いざらいフォローしてくれる。試合直前のあんちょこにぴったり。

 さて、情けないことに去年に続きリーグ連続降級の憂き目を見ている我々だが、最終日に至ってもメンバーが揃わないという厳しい状況。今年は社会人の出席率が悪く、学生もイベントやら受験やらで主力があまり出られず、最後まで苦しい。

 今日もワン欠けにめげず頑張ろうということだったが、会場に着いてみるとツー欠けという衝撃の事実。Yさんに頭数で入ってもらったが、実質は5人での戦いだ。まずいよ!


 最近は将棋の話題も多く、中継も充実してきているのでブログ、チャット、掲示板、メールなどで情報交換することも多いと思います。ということで、ひさしぶりにIME用将棋用語辞書を更新し、revision 1.41をリリースしました。

 みなさんの将棋ライフの充実にお役立てください。フィードバックはお気軽に!


 ちょうど2月の頭にA級順位戦のクライマックスが到来したので、名人戦寄付速報に登録して中継を堪能した。やはりA級の将棋は違う。

 中でも羽生-谷川戦は濃かった。終盤の、86飛と王手で金を取れるところで85歩と打った手には驚愕。金を引かれて金三枚の金冠となり、かたや手薄な米長玉。玉頭で金を取るはずだった飛車が手に乗って3筋に展開し、下段飛車を痛烈に咎める。最後は67銀で鮮やかに討ち取った。震えるほどに感動したよ。

 郷田-阿部戦も、最近よく見る相矢倉後手45歩型の好局。72銀にはまじかよと思ったが、馬を封じ込め、あとはほぼ5筋からのと金攻めだけで押し切った。右の銀桂がまったく働いていず、角銀交換で攻めが細く見えたが、角を手に入れる69飛が絶好だった。阿部もあれさえ食らわなければ綾があった気がするが…。してみると、めげずに実力を蓄えてきた郷田に、ついに運気が訪れたか?谷川が敗れたため、最終局を残して名人挑戦が確定!(・∀・)

 そのほかは今ひとつぱっとしない感じがしたが、それでも双方の執念がにじむ将棋ばかり。深浦-久保戦は深浦の上ずった金銀が空中分解しただけの残念な一局だったものの、佐藤(康)-藤井戦は佐藤の意欲的な序盤から、藤井の右四間攻めを佐藤が受けて立つというおもしろい戦いになった。三浦-丸山戦は今ひとつよくわからない将棋だが、お尻に火がついて丸山も本領を発揮したというところだろう。

 月500円だが、この一日分だけで元がトレタ\(^o^)/

 さあ、森内との名人戦七番勝負が楽しみだ。この二人ならやはり相矢倉が見たい。角換わりや相掛かりにも期待。でも、そういう期待を外してそっけなく飛車を振ったりするのも森内なんだよな。ああ、何にしても開幕が待ち遠しい…。


 忙しい日々、ちょっとした移動時間を埋める楽しみが激指 for i-mode。この通信COM対局がかなりいい。通信状態がよければ一手3秒以内に指してくれる上、アマ三段くらいの力は確実にある。こちらも3〜5秒でポンポンと指すと結構負ける。DoCoMoユーザはぜひ遊んでみて。(パケホーダイ推奨)

 こいつは、不意にアプリを終了させたりしても後で再接続して再開できるのでとてもいいのだけど、1/5のサーバ保守以降、不具合が連発していて困っている。

 中断〜再接続すると、盤面や棋譜に不整合が起きることがあるようで、指したはずの手が巻き戻っていたり、COMが手を変えたりする。しかも盤面が実際と食い違っていることがあり、盤面に飛車が三枚いて心眼の冴えを問われたり、向かい合う飛車の間に角がいると思ったら実は幻で、盤面を信用して悠然と銀を引き締めたら次の手で飛車を素抜かれたり、まるで軍人将棋だ。

 飛車を抜かれてもへこたれずに粘りまくって、奇跡の逆転かと思ったらきっちり一手差で余されたりする。悔しくてたまらないが、精神はだいぶ鍛えられたようで、不具合が出て理不尽な仕打ちを受けまくって以降、どういうわけか勝率が上がり、香車一本強くなったかのようだ。

 むう、なんか言葉にするとますます悔しいぞ!