リストランテ・ヒロ・チェントロでディナー

投稿者: | 2006年10月27日

 夜は仕事を早めに切り上げさせてもらい、姫のバースデイディナー。

 今年はリクエスト通り、丸ビルのリストランテ・ヒロ・チェントロにした。35Fだけあって夜景もきれい。思い出のオザミトーキョーのお隣さんということで一層感慨深い。

 店内に進むと、びっくりするほどのオープンキッチンレイアウト。客席から敷居なく地続きで、同面積のキッチンが見渡せる。特に派手なパフォーマンスが見られるわけではないが、裏方の様子が見えるのは楽しい。

 シェフのお任せではつまらないということで、好きなものを選べる方のコースにした。

川俣シャモとそのコンソメジュレを旬の野菜と共に
旬の野菜"HiRoスタイル"
芝海老のクロケット 新蕎麦のスープ

 柚子の利いたシャモとコンソメジュレの前菜に、蕎麦のスープに浸った芝海老のコロッケ。和の食材とセンスをイタリアン仕立てで、といった感じの洗練されたスタイル。

新烏賊と貝割大根,からすみのスパゲッティーニ
松輪の真鯖と米茄子のトマトソース スパゲッティーニ

 自分がSecond Piattoに選んだのは、カイワレの辛さがピリッと利いた、イカとカラスミの和風スパゲッティ。口の中で尖った素材達が競演する。

 姫のスパゲッティは、真鯖と米茄子がすばらしくトマトソースと合う。鯖が、癖も臭みもなく、こんなに素直な子になってしまうとは驚いた。

羽黒産仔羊のロースト 熟成にんにくとマスタードの香り
鹿児島黒毛和牛のハンバーグ

 メインでは、姫は見事先日のラムのリベンジを果たし、自分は久しぶりに肉肉した食感のハンバーグを堪能した。ちょっとソースが塩辛かったが、ストレート勝負をしっかり受け止めた。

Guidalberto Toscana

 そして何といってもワインがすばらしかった。名前を忘れた白ワインもすばらしかったが、この赤ワインはクリティカルヒット。Guidalberto Toscana, おそらく2003年。値段も張ったが、酸味、タンニン、フルーティさの絶妙なバランスには絶句。シシリアワインとで迷ったが、トスカーナワインにしてよかった!

 この日唯一残念だったのは、誕生日の趣向のためにデザートが選べなかったこと。ふわふわのスポンジケーキはおいしかったけど、もっと軽い方がよかった。はい、来年は考えます。

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