社団戦二日目

投稿者: | 2006年7月23日

 お昼過ぎに浜松町の会場に着くと、チームは初戦に勝利を収めていた。読み筋通り?いやいや、すごい。この日も幸先の良いスタートだ。

 一部リーグは毎年そうなのかもしれないが、今年は特にメンバーの移動や入れ替えが多い。アマチュアからのプロ入りで話題となった瀬川さんの所属していたNECも昨年度でチームを再編成し、旧メンバーの多くは別チームに散っている。

 まあ、そうは言っても昇格したてでそのNECに勝利し、初日の翔風館TLS戦勝利と合わせ昨年度の優勝、準優勝チームからの白星を挙げたというのは話の種だし、うれしい。ただ、どちらも自分が勝利に貢献していないというのはさびしいが。

 さて、そこから三戦、必死にがんばったわけですが、結果は個人が1勝2敗、チームは3連敗で結局1勝3敗でした。やっぱり一部は厳しい。だけど、とても楽しい。強い人との真剣勝負は、勝っても負けても充実感がある。

 実戦不足で心配だった序盤に関しては、なんとか無難に指せた。明らかに足りなかったのは中盤力。勝った将棋では苦しさを感じながらも粘り強く戦えたものの、負けた二番は明らかな読み負け、力負け。終盤力は、まだまだまんざらでもない。負け将棋でも、相手が指すよりも明快な寄せや受けがいくつも浮かび、そもそもそんな局面になっている自体いけないのだが、なぜかうれしい気持ちになった。

 時間配分はまずまずだったと思う。手拍子や、時間に追われての悪手というのはほとんどなかった。勘の鈍りや読み抜けは著しかったが、一応は読むべきところで納得するまで読んで指すことはできたので悔いはない。

 また次回以降も楽しみたいと思うが、R2400レベルには戻さないと、勝負という意味では話にならないな。一応、雑誌や将棋関係のブログに目を通し、棋戦の中継をチェックし、たまにネットで早指しで何番か指すくらいはしているが、あの顔ぶれの中では、明らかに普段将棋にかけている時間は少ない方だろう。ああ、もどかしい。

 もう少しがんばりましょう。

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